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産業廃棄物の種類、定義とは。

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産業廃棄物の中間処理
産業廃棄物の中間処理ってなんだろう?
政子
政子

先ずは、産業廃棄物の処理の流れから

産業廃棄物が発生し、自社で運搬処理できない場合は、許可業者が運搬し許可を持った処分場に搬入されます。

最終処分場に直接搬入される廃棄物は少なく、多くは中間処分場で一次処理されます。

中間処理しないですべての産業廃棄物を埋め立てようとすると最終処分場は直ぐ一杯になってしまいます。

一次処理として減量化減容化は必要です。

 

産業廃棄物の発生量をのうち再利用されるのは約2割、直接最終処分されるのは0.2割、約8割弱は中間処理されています。

中間処理の役割はとても重要になります。

 

中間処理とは

最終処分以外の中間的処理をいいます。最終処分は埋立てです。埋立て以外の処理が中間処理ということになります。

 

中間処理の方法


破砕、圧縮、焼却、切断、乾燥、発酵、分解など

排出事業者は、自分の廃棄物にあった処理方法を選定しなければなりません。

許可証と施設をしっかり確認して決めてください。

 

破砕処置とは

許可を受けた産業廃棄物施設の約6割が破砕施設です。

破砕施設は刃物やハンマーで細かく処理します。

廃棄物の処理を委託するときは廃棄物の性状に合った処理が出来る施設を保有しているかを確認してから決めましょう。

食品関連業の処理フロー


食品製造業については排出工程が明確でありある程度量がまとまっているので排出されるので再生利用は比較的容易に行えます。廃棄物が腐敗しやすいので遠隔地への運搬には不向きでありその地域で再生されることが多いです。

1 製造過程
◇産業廃棄物
①汚泥
②廃酸
③廃アルカリ
④梱包用ビニールくず

産業廃棄物処理業者に委託

2 流通過程
◇事業系一般廃棄物
梱包用段ボールくず  資源物として売却

◇産業廃棄物
消費期限切れの飲料品 産業廃棄物処理業者に委託

◇事業系一般廃棄物
消費期限切れの食料品 一般廃棄物処理業者に委託

概要はこのようになっています。

 

 

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